皆さんこんにちは！
マクベスのえいごブログ管理人、マクベスです✨
皆さんは英単語帳、どんな風に進めていますか？
『とりあえずがむしゃらに単語を覚えまくってます！』
『１ページ終わったらそのページは１か月後まで見ません！』
『最初の１周で全部覚えられるようにページの端から端まで読み漁ってます！』
『とりあえず単語の意味だけ見てます！』
こんな人は、もっと効率的に英単語を覚えられるかもしれません！
英単語帳の進め方は、だれも教えてくれないので皆さん我流でやっている方が多いです。しかし、効率のいいやり方で進めればより多くの単語を覚えることが出来るのです✨
今回は、効率のいい英単語帳の進め方と、損してしまう英単語帳のやり方を現役英語教師マクベスがお伝えします！是非、今回の記事を通じて自身の英語学習を振り返ってみてくださいね！
なお、今回の記事では単語帳の選び方については省略をしています。単語帳の選び方については以下の記事をご覧ください👇
💡この記事で学べる事
・英単語帳の効率のいい進め方
・英単語帳学習を非効率にする習慣
英単語帳の効率のいい進め方
早速本題ですが、単語帳の効率のいい進め方について順序だててお伝えしていきます！
結論、単語帳を効率よく進めるためには以下の４つのポイントを意識することが大切です📝
以下にそれぞれ詳しく解説していきます👍
Ⅰ学習計画作成
📝【ポイント】
・２～３カ月でなるべく早く１周目を終わらせる計画を立てる
・英単語帳は１周目が一番大変
まずは単語帳を１日何個ペースで、何カ月で１周目を終わらせるかを明確にしていく必要があります
単語帳は１周目が一番苦しいです。何故なら知らない単語がやまほどあるから、一つ一つの単語を確認するのに時間がかかるのです。逆に、１周目を乗り切ってしまえば後はどんどん楽になっていくので、とにかくまずは１周目を以下に早く終わらせるかが勝負です🔥
英単語帳というのは学校などでは１つの単語帳を１年かけてやっていくのが一般的かと思いますが、hん等に英語を身に着けようと思った場合、それでは甘すぎます💦
２～３か月で最初の一周は終わらせる計画を立てましょう
何カ月で１周目を終わらせるかを決めたら、単語帳の単語数÷使える日数で１日に覚える単語の個数を割り出します
例えば私がターゲット1200を初めて使うと仮定した場合、学習計画は以下のように設定します
どうですか？１日20単語ぐらいだったら誰でも出来そうじゃないですか？
お伝えしたように、英単語帳は１周目がとても大変です。そこを以下に早く終わらせるかが、英語学習のモチベーションを保つ意味でも大切です。
学習計画を定めることで、万が一勉強が出来なかった日があったとしても、学習計画を見ることで容易に計画を修正し、定めた期限内に１周目を終わらせることが出来ます
Ⅱ英単語帳を進める時の基本的な考え方を理解する
📝【ポイント】
・英単語は何度も出会うことで頭に定着する
・短期記憶を長期記憶に変えることが大事
学習計画を定めたら、兎にも角にも早速１周目を進めていきます🔥
『よしゃ！１周目で全部を終わらせる勢いでページの端から端まで覚えてやるぞ！』と思ったそこのあなた、ちょっと待ってください💦
英単語帳のとても重要な考え方をお伝えさせてください！それは、【英単語は何度も出会うことで初めて定着する】です👀
英単語というのは１度で全部覚えることは出来ません！というのも、英単語に限らずですが、何かを一番最初に覚えたときというのはまだ短期記憶に過ぎないからです。
短期記憶に入っている情報は一定時間するとすぐに抜けてしまいます。なので、私たちは何週も何週も英単語帳を読むことによって、脳に英単語を重要な情報だと認識させ、長期記憶に変えていかなければならないのです
短期記憶を長期記憶に変える！この考え方をしっかり頭に入れて、次からは１周目のやり方を見ていきましょう👍
Ⅲ英単語帳１周目の進め方
📝【ポイント】
・１周目は各単語の一番上の訳と例文だけを見る！
・１日目は1~20、二日目は1~20の復習+21~40、３日目は1~40の復習+41~60と２日前までの復習を必ずして何度も単語に出会う！
さて、それでは英単語帳１周目を始めていきましょう！基本的には学習計画に沿って進めていけばよいのですが、ここでは英単語帳初心者がつまずく壁
- １周目では英単語帳のどこを見ればいいのか
- どのくらいの頻度で復習をするか
を解説していきます👀
英単語帳初心者がまずつまずく壁その①：英単語帳のどこを見ればいいのか
結論として、一番重要な上の訳と例文だけを１周目では見てください！
何故なら、英単語帳は往々にして情報が多く、初心者が初めからすべてを覚えようとすると時間がかかりすぎてしまうからです
また、各単語の訳は下に行けば行くほど出会う回数が少ない訳語になっていくので、優先順位が低いのです
英語初心者がつまずく壁その②：どのくらいの頻度で復習をするか
結論、二日前までの復習を必ずしましょう！
このように積み上げ式で英単語を覚えていくことで、何度も同じ単語に出会って短期記憶から長期記憶に変えることが出来るのです✨
基本は２日前まで復習をしつつ、１週間や２週間といったきりのいいタイミングでそこまでに覚えた単語の総復習もするとより効果が上がっていくでしょう
何度も言いますが、合言葉は『出会う回数を増やす』です！
また、もう一つ重要なポイントとして、単語の音声を聞いて実際に発音してみることがあります！目で見るだけではなく、声に出して読むことで、耳からも情報をインプット+スピーキングやリスニングのためにも効果を出すことが出来ます👍
Ⅲ２周目以降の進め方
📝【ポイント】
・90％の単語が長期記憶に入るまでは、１周目の復習
・それ以降は２個目の訳語や派生語もチェックしていく
単語帳１周目が終わったら、２周目、３週目に入っていきますが、この２周３週目に関してはまだ派生語にはいかずに１周目の復習をします。この時に重要なのは、覚えにくい単語をピックアップしていくことです👀
単語帳をやっていると、『どうしてもこの単語覚えられないな…』という単語に出会うことでしょう
そうした単語に☑をつけておいて、声に出して何度も読んだり、時には紙に単語を書き出してみることで確実に長期記憶に単語を植え付けていきます🔥
何度も単語帳を回して大体90％の単語が頭の中に入ったなと感じたら(単語を見て訳語が3秒以内に出てくる状態)、次からは各単語に書いてある派生語（ある単語から派生した語。例: easy→ ease, easilyなど）や２個目３個目の訳語も確認していきます。
ここで重要なのは、派生語に関しては必ずしも訳語を完璧に覚える必要はなく、ある単語から派生したものだという認識を持てば大丈夫だということです。
派生語というのは、派生する語と関連した意味を持っています。なので、派生した元の語をきちんと覚えていれば、派生語も自然と覚えられるということです。例えば
- easy（簡単な）➡ease(容易さ/安心…), easily(簡単に)
- kind(親切な)→kindness(親切さ), unkind(不親切な)
のように、派生語は派生元の言葉と関連を持った意味を有しています。
英単語には、ほかの言葉と関連を持った語がたくさんあります！そうした言葉は相互に関連付けて覚えることで単語学習の負荷を下げることが出来るのです✨
効率の悪い英単語帳の進め方
ここからは、今までとは逆に効率の悪い英単語帳の進め方を紹介します💦
皆さんも以下のこと、無意識にやってませんか？よく確認してくださいね👀
💦１周目から全部覚えようとする
英語初心者がつまずく壁①でもお伝えした通り、単語帳１周目からすべての部分を覚えようとするのは、入学初日にクラスメイトの名前を全員暗記しようとするようなものです、無理やでそんなん…
焦る気持ちを抑えて、まずは隣の席や斜めの席など身近な人から仲良くなっていくのと同じように、英単語帳でもまずは１番上の訳語と例文だけを見れば良いのです。
2学期3学期(2周目3週目)と進んでいくうちにより多くの仲間を自然と覚えていけるようになるはずです✨
💦復習をしない
せっかく単語を苦労して覚えたと思っても、１日後２日後に復習をしなければ、せっかくの苦労がパッパラパーです(´;ω;｀)また一から覚えなおしになってしまいます
何度もお伝えしている通り、単語は何度も出会うことによって頭の中で重要な記憶と判断されて長期記憶に入っていきます
１度覚えた単語も何度も復習して、確実に自分のものにしていきましょう👍
💦音読をしない
こちらはあまりここまでで深入りしてきませんでしたが、実は単語学習においては実際にその単語を発音してみるというのが単語を覚える上でとても重要になってきます👂
単語を音読することで得られる効果は以下のようなことがあります✨
・単語の発音をきちんと覚えることでリスニング力upにつながる
・繰り返し発音することでスピーキングにおいてその単語が出てきやすくなる
こうした効果があるのですから、音読をしない手はありませんね👍
単語学習に限らず、言語を学ぶ上で音読をすることはマストです！
まとめ
☑英単語帳はまず短期間で1周することが大切
☑単語は繰り返し復習することで短期記憶から長期記憶へ☑1周目は訳と例文のみに集中し、完璧を求めすぎず、派生語はその後から☑音読を英単語学習に取り入れよう英単語帳のやり方、意外と誰にも教わらないので難しいですが、効率よくやっていけば速く、着実に、確固たる形で単語を覚えることが出来ます！ともに頑張っていきましょう👍
それでは今回はこの辺で！
Thank you for reading my blog! See you next time!
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